プログラミング学習を課金レベルにステップアップしようか迷われている初学者さんに向けて、ドットインストールとProgate(プロゲート)の選ぶ基準についてまとめました。
1年間Progateを勉強するのに使った費用と学習内容
課金した期間 | 2020年11月〜2021年10月 |
課金額の合計 | 12,936円(月額1,078円) |
受講レッスン(言語・技術別) | HTML&CSS Sass SQL Java JavaScript Node.js PHP Command Line Git |
修了レッスン数 | 31 |
総演習クリア数 | 419 |
学習した日数 | 78日間 |
学習時間の平均 | 1時間/日 |
学習時間の累計 |
78時間 |
Progateとドットインストールの選び方はシンプルでOK
自分のライフスタイルに合ってる方を選ぼう
Progateもドットインストールも月額課金制だからいつでも退会できて、いつでも切り替えられるから選ぶ基準を挙げるとこの二つ。
- ライフスタイルにマッチしてて継続しやすい方を選ぶ
- 分かりやすさ、使い勝手の良さが自分にあっている方を選ぶ
迷っているうちに時間だけが過ぎていく
どっちがいいのか迷うよりも、サクッと決めちゃって本腰を入れた学習をいち早くスタートしましょう。
やってみてダメだったらもう片方に切り替えればOKです。月額課金だから。
僕は課金するのをProgateに決めるまで、2ヶ月も迷ってた
活動記録を見返すと、無料版をポチポチ試しながらProgate課金に至るまで2ヶ月も掛かってる・・・。
- 2020年09月05日:Progateとドットインストールの無料版で勉強スタート
- 2020年11月01日:学習ツールはProgate1本に絞って、月額課金スタート
この時期は本業でトラブルだらけだった事もあって、プログラミングを勉強したのは2ヶ月のうち11日間だけ。1回の勉強時間も1時間と短い。
- 「プログラミングってどうやって勉強を進めればいいのか?」
- 「課金するならどの学習ツールがいいんだ??」
って悩みながら手探り状態で勉強してました。
会社に行く時と帰る時はYouTubeでプログラミングのオススメ動画をイヤホンで聞き流してるんだけど、発信者さんの「私はこの学習ツールが勉強しやすかった」という言葉を聞いてもピンと来ない。
今思うと当たり前の話で、自分自身が知識も経験もないから教材の良し悪しなんて分かるわけないんですよね。
良し悪しが分からないんだったら、分からないことに悩んでもしょうがない。
「サクッと決めて」「やってみて」「イマイチだったら」他の教材に切り替えれば良かっただけ。
教材の良し悪しは後まわし、「やってみる」を優先して良い理由
ドットインストールとProgateで迷っている人は「スキマ時間で勉強したい人」ではないでしょうか。
スキマ時間でプログラミング学習をやっていきたい人に「必要なこと」って
- 必要なこと:生活の一部としてプログラミング学習する時間があること(努力の積み上げ)
- 努力の結果:必要なスキルが身に付く
これだと思う。
- 身に付くスキルは何がいいのか?
- どの学習ツールが最適なのか?
を迷う前に、「プログラミングする習慣に耐えられるかどうか?」を見極めるのが最優先だし、日常的にプログラミングできないと仕事としてもやっていけない。
副業でやりたい人は尚更で、本業で疲れているのに、さらにそのスキマ時間でプログラミングの依頼をやり切れるか?という話になってしまう。
みなさん、目的があってプログラミングを勉強したいと考えてると思う。
日常的にプログラミングを続けられるようにライフスタイルと分かりやすさ、使いやすさでドットインストールとProgateのどちらを選ぶか、それぞれの特徴を次にまとめました。
ドットインストールは実践スタイル、動画で勉強したい人にオススメ
ドットインストールの「良いところ」
- 講義が動画形式だから、勉強の主導を握ってくれる。
- 視聴しているだけでも、勉強は進む。
- 動画内の先生の実演を見ながら、その操作を丸ごと真似て練習できる。
- 実作業レベルでの講義だから、ファイルを作る、コードを書く、表示するの作業がイメージできる
ドットインストールの「良くないところ」
- 講義が動画形式だから、分からない時に動画を止めたり戻す操作が面倒くさい。
- 講義が動画形式だから、「音声を聴きながら勉強できる環境」が必要。
- 音声を聞くために「部屋にこもる」か「イヤホンをつける」と家族との会話をシャットアウトしてしまう。
私はイヤホン勉強がNG、ドットインストールは断念した
実作業ベースで学べることはすんごく魅力的、動画を止める・戻すも面倒だけど困るってほどじゃない。ただ、イヤホンつけることが最大のネックでダメでした。
逆にイヤホンつけるか部屋にこもって勉強できたなら、まちがいなくドットインストールを選んでました。
スキマ時間で動画を聞き流しに使ってる人はドットインストールの動画も同じように使う手も考えられるけど、とどのつまりプログラミングは実際に手を動かさないと習得できないからあくまで「予習・復習」として聞き流すのもアリですね。
僕は1周目の勉強がProgateだったから復習&基礎力アップとしてドットインストールをサラッと流しでやってみたいなと思います。
Progateは動画なし、マイペースにWEBブラウザ上でサクッと学べる
Progateの「良いところ」
- 教育テキストに動画と音声がないから、イヤホンなしで勉強できる。
- 周りの人との会話をシャットアウトしないで済む。
- 教育テキストは自分のペースで手動送り。
- 実習もマイペースにできる。
- 実習でコーディングした内容に対して答え合わせ機能がある。
- 実習は穴埋め記述方式だから、学んだところ以外に時間をかける必要がない。
- 学んだところ以外に時間をかける必要がないから、勉強のペースが早くなる。
Progateの「良くないところ」
- 実習は穴埋め記述方式だから、全体を通しでコーディングする機会がない。
- 全体を通しでコーディングしないから、過去に勉強した内容を反復して復習しづらい。
- 実習はProgateのホームページ上に表現された仮想画面で行うから、「実際にファイルなどの生活物が作れる」感の手応えは感じられない。
実習が「勉強した単元について穴埋め記述する方式」というのは良くも悪くも影響あり、といったところですね。
僕の場合はフロントエンド系、サーバーサイド系どっちを本格的に勉強していこうかの参考にしたくて色んな言語や技術をまずは一通り勉強したかったし、何よりマイペースに進められるところがProgateを選んで良かったポイント。
テキスト読むのも実習するにもイヤホンなしでやれたことも大きかったですね。
- 家帰って、すぐご飯食べて、またイヤホンして黙り込む
- 家族と会話が無さすぎる
このあたりは現実的に難しい問題でした。
初学だけじゃ仕事はできない、スタート切る前に迷わない
初学だけの人が仕事してみたらを想像してみる
Progateやドットインストールの初学が終わったから、
- 「よし! 副業やってみるぞ!」
- 「転職できる!」
とはいかないです。まだまだスタート地点に立ったかどうかのレベル。
今の時代、フリーランスに仕事を頼みやすくなってきているとはいえ、自分が発注する側だったらどうでしょう。
参考書レベルの初学を1回やっただけで実際に何かを作った実績もない、後ろ盾もない人に仕事を頼むことを想像してみる。
- 納期に遅れが出ている
- このまま依頼を達成できないのでは?
- なんとか成果物が提出されたけど、求めてる仕様を満足できてない!
などなど、発注者も受注者もお互いに胃が痛くなりそうですね・・。
発注者はコストを下げたいから安く仕事を頼みたいでしょう。
だけどそれって「安い仕事だからこそ、これに対してトラブルを被りたくない」と考えるのが自然なのかと思う。
初学の後は成果物づくりが必要(ポートフォリオ)
実際に仕事を請けられるレベル、転職活動でポートフォリオを見せられるレベルを目指すには、例えば下の4つみたいにやることがたくさんありますね。
- 模写コーディングで技量を磨く
- 自分のブログを運営し、デザインに活用する
- 自分のブログに機能性を持たせたページを組み込んでみる
- 分からない時に聞ける相手を見つける(オンラインサロンなど)
最後まで読んでくれた、決意が固いあなたへ
大した実績もない私の記事を最後まで読んでくれてありがとう。
いろんな経験をした人の評価を調べて、「プログラミング学習」をやっていこうと決意していて、頑張っていきたいと考えている方なんだと思います。
ちょっと勉強したぐらいで稼げるようにならないから挑戦する価値があることだと私も思うし、諦めるなら自分の時間を切り売りして、労働力を売ることしか出来なくなってしまう。
今の生活に不安や不満があるから「自分の力で変えていきたい!」と思うのなら、諦めずに挑戦し続けましょう。
まとめ
Progateとドットインストール、どっち選ぶの?
- 音出し、イヤホンOKな人 --> 公式HP:ドットインストール
- 音出し、イヤホンNGな人 --> 公式HP:Progate(プロゲート)
極論、この基準でOK! やってみて合わなかったら別な方をやってみればいいよ!