中国語を「使う」練習をしよう:入門向け参考書

やっと見つけた中国語の短文集

中国語の短文集をずっと探していたけどいいものが見つからず。

出張の帰りに大きな本屋に立ち寄って、やっとイメージ通りの本を見つけました。

中国語で読む 我的ニッポン再発見!
[中国語で読む 我的ニッポン再発見! 本の記載内容はアマゾンさんの紹介画像をご覧ください]


中国語の短文集を探していた理由

  1. 単語や文法を機械的に覚える作業が苦痛だった
  2. 参考書は文例が少ないからイメージが湧かない
  3. 文例にストーリーがないと、言葉として認識しづらい
  4. 単調な勉強だと、「飽きる」し「辛い」
  5. 勉強が完了した時の完成形が見えてこない

文法や単語を機械的に覚えていく書き方をしている参考書が多いですよね。それはそれで基礎知識として必要なんですけど、言語習得やHSK・中検を目指した勉強の完成形ってそうじゃないと思うんです。

中国語を勉強する目的と目標

言語習得、検定試験合格いずれにしても必要な言語力って、下記の4点の力を得ることで外国語を使って意思疎通をとる力があることですよね。

  1. 読解
  2. 文章作成
  3. ヒアリング
  4. スピーキング

効率的で楽な勉強方法としては

  1. 自分の言語力の完成形と目標のイメージが崩れないこと
  2. 完成形と目標に対して、自分の実力値がどのレベルか把握できていること

これが大切だと思っています。

単語や文法を丸暗記を完成させてから短文などを読んだり過去問にトライするのって丸暗記に時間を掛けすぎてしまったり、丸暗記に飽きたり挫折してしまって勉強が途絶えてしまうパターンが一番良くないですね。

(過去の私は典型的に上記の悪いパターンでした)

言語習得の鍵は「覚える」じゃなくて「使う」こと

単語や文法は2〜3回流しで読んだらすぐに短文集を読んだり、検定試験対策であれば過去問にトライする方がいいですね。

そうすると自分の実力値が目標に対してどのレベルか見えてくるじゃないですか。

何が分かってて、何が分かっていないのか。それとも何が分からないかも分からないレベルなのか。

それでも自分の中で実力値が足りないことに対して具体的な問題点があったら、分からないことを調べればいいんです。

機械的に読んだり書いたりするよりも、自分が疑問に思ったことを調べる勉強が頭に残るし、分からないことを調べることは1番の成長に繋がりますよね。

私は中国語で会話ができることを目標にしていますけど、会話するためには文章が読めなければ自分で文章を発することができないからずっと中国語の短文集を探していました。

こちらの本は本当にイメージ通りで、見つけた時は本当に嬉しかった一冊です!